切手にみる紫式部と『源氏物語』
〜紫式部編〜
国宝「紫式部日記絵巻」 五島本第一段 | ||
名称: | 第2次 国宝シリーズ第4集 | |
発売: | 1977年 6月27日 | |
種類: | 50円郵便切手 | |
格子(こうし)から顔を出している女房装束姿<十二単姿>の女性が紫式部。 絵の右にいる直衣姿の男性が藤原実成(さねなり)、左にいる直衣姿の男性が藤原斉信(ただのぶ)です。 寛弘五年十月十七日、紫式部が同僚の女房である宮の内侍(みやのないし)の局(つぼね)に来ている時に2人の公達が訪ねてきた場面です この絵に描かれている女性は紫式部ではなく、宮の内侍であるという説もあります。 ⇒参考:風俗博物館での再現展示の様子 国宝『紫式部日記絵巻』は紫式部の日記である『紫式部日記』をもとに鎌倉時代に描かれた作品です。作者不詳。 切手となっている部分の絵は、絵巻の一部分にすぎません。 実物の国宝「紫式部日記絵巻」 五島本第一段は、東京都世田谷区にある五島美術館が所蔵されています。 ※この絵は、弐千円札にも紫式部の肖像として採用されていることで知られていますね♪ |