花橘亭〜源氏物語を楽しむ〜切手にみる紫式部と『源氏物語』




切手にみる紫式部と『源氏物語』


〜源氏物語編〜


 国宝「源氏物語絵巻」<宿木 一>
国宝「源氏物語絵巻」<宿木 一> 名称: 国際文通週間
発売: 1989年10月 6日
種類: 80円郵便切手
  
 『源氏物語』第49帖<宿木(やどりぎ)>の一場面を描いた絵です。

 舞台は宮中。

 背を向けている青年が宇治十帖の主人公・“薫(かおる)”。対面して囲碁を打っているのが“帝”です。

 囲碁に勝った薫に対して、帝は娘である“女二の宮”の降嫁をほのめかします。

 薫は気がすすまないまま女二の宮を正妻に迎えることになります。


 切手となっている部分の絵は、絵巻の一部分にすぎません。

 実物の国宝「源氏物語絵巻」<宿木 一>は、愛知県名古屋市にある徳川美術館が所蔵されています。


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