越前国府
●所在地 |
:福井県越前市国府1丁目4−13
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●交通 |
:JR「武生」駅下車 徒歩10分 |
国分寺の北東にある「本興寺(ほんこうじ)」です。境内に5つの塔頭を有している大きなお寺です。
この辺りの住居表示は“国府”となっており、本興寺は越前国府跡ではないかという説もあります。
本堂も大きい建物です。本堂の前には「紫式部ゆかりの紅梅」があります!!紅梅を紹介する看板には当地に国府があった時と明記してあり、本興寺がある地に越前国府があったことが示されています。
看板の解説によると、この地に国府があった頃、父・藤原為時と一緒に武生に来ていた紫式部が998年(長徳4年)、京都へ帰る時に梅を植えたという伝説があるのだそうです。
紫式部が植えた梅は白梅でしたが、紫式部が亡くなったあと、娘の賢子<大弐三位(だいにのさんみ)>が母をしのんで紅梅を植えたのだとか。現在の紅梅は4代目で、春には見事な花を咲かせるそうですよ。
<当サイト内、藤原賢子(大弐三位)について のページ>
・『花橘亭〜源氏物語を楽しむ〜』>「紫式部について」>大弐三位藤原賢子について
境内には、すべり台に鉄棒、ブランコがあります。遊具があるお寺に来ると心が安らぎますね。
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