紫式部公園 無料休憩所「藤波亭」
紫式部公園の西隣りにある無料休憩所です。和室とテーブル席があり、ゆったりくつろげます。
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ふるさとに
帰る山路のそれならば
心やゆくとゆきもみてまし
(歌の意味:故郷に帰るという鹿蒜山(かへるやま)の雪ならば 気も晴れるかと出て見ましょうが)
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ここにかく
日野の杉むら埋む雪
小塩の松に今日やまがへる
(歌の意味:ここ越前の国府にこのように日野山の杉むらを埋める雪は 都で見た小塩山の松に今日は見まちがえることです) |
和室の床の間には、紫式部の和歌を書かれた掛け軸が飾られていました。
※青文字は渋谷栄一氏のwebサイト『源氏物語の世界』より引用させていただきました。
■越前和紙 女房装束姿の紫式部
五衣(いつつぎぬ)と単(ひとえ)の重ね色目は「紫の匂い(=紫系のグラデーション)」。
表着(うわぎ)の重ね色目は「藤」。表着にはちゃんと“おめり”があって、表が薄色(うすいろ=薄紫)・裏が萌黄色となっています。よくできていますね〜!!(*^-^*)
越前和紙のしなやかさ、弾力が感じられます。
■紫式部と福井 越前国府への旅
紫式部や父・藤原為時たちが京から越前国府へ向かう様子を和紙人形で表されています。お輿に乗った姫君が紫式部でしょうね。
■国宝「源氏物語絵巻」模写
源氏物語絵巻<柏木 一>、<竹河 一>、<鈴虫 一>、<宿木 一>が展示されていました。
★食事や喫茶の利用もできます。
ホットコーヒーを飲んで、雨で冷えきった体を温めました。ほっと一息。
藤波亭では、越前のお土産も展示販売されています。o(^-^)o
撮影日:2008年10月27日
◆「藤波亭」では、十二単着付体験ができます。事前に要予約。 |
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