紫式部公園
●所在地 |
:福井県越前市東千福町20 |
●交通 |
:福井鉄道バス「紫式部公園口」下車 |
長徳2年(996年)、紫式部は越前守(えちぜんのかみ)に任ぜられた父・藤原為時とともに越前国(えちぜんのくに)で一時期を過ごしました。越前国府は武生にあり、当時の国司の館は平安貴族の住宅様式であった寝殿造であったと考えられます。
そのような紫式部をしのび、武生市(現在の越前市)において紫式部公園が作庭されました。平安時代の貴族の住居を模した3000坪の広大な敷地を誇る寝殿造庭園です。
霊峰・日野山をはじめとした武生盆地を囲む山々を借景とし、池や築山を配しています。また、池のほとりには総檜造りの釣殿が再現されており、池に映る木々や月が楽しめるようになっています。
庭園設計 |
:森 |
蘊 |
釣殿監修 |
:太田 |
博太郎 |
釣殿設計管理 |
:伊藤平左衛門設計事務所 |
紫式部公園北西部には、金色に輝く紫式部像が建っており、紫式部像を囲むように紫式部の歌碑が建立されています。紫式部像は越前富士と呼ばれる日野山をみつめています。
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寝殿造公園の隣りは芝生広場となっています。芝生広場も含めて「紫式部公園」です。
芝生広場を囲むようにコの字型の藤棚があります。初夏には藤の花の回廊ができあがるのでしょうね♪
▲このページの一番上に戻る 写真撮影:2008年10月27日
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