『花橘亭〜源氏物語を楽しむ〜』源氏物語ゆかりの地をめぐる「須磨」「明石」紀行

     



源氏物語ゆかりの地をめぐる「須磨」「明石」紀行


光源氏と紫の上
別れを悲しむ光源氏と紫の上
(京都市左京区・みやこめっせ前)


 源氏物語 第12帖「須磨」・第13帖「明石」

光源氏

 政治的に窮地に陥った光源氏が愛する女君たちを置いて京を離れ、退去したのが「須磨」の地でした。須磨では在原行平(ありわらのゆきひら)が侘び住まいした付近に住み、寂しい生活をおくります。
 やがて、明石の入道に迎えられ「明石」へ移住。明石の君との出会い、懐妊、明石の君を残しての帰京・・・と光源氏の人生において大きな転機となる出来事が起こります。



 源氏物語「須磨」「明石」紀行スタンプラリー


源氏物語「須磨」「明石」紀行


 2008年は、『源氏物語』が記録の上で確認されてから千年を迎えた節目の年でした。

 『源氏物語』ゆかりの地である須磨・明石では、2008年10月5日(日)〜11月24日(月・振休)までスタンプラリーを開催され、スタンプラリーパスポート(無料)を発行されました。

 画像はそのスタンプラリーパスポートの表紙です。浜辺に立つ光源氏と明石の君とおぼしき二人のシルエット、松の枝、満月が美しいです。

 パスポートは須磨・明石を歩くためのガイドブックとなっており見て読んで楽しめる1冊となっています。

 パスポート裏表紙にスタンプ押印またはクイズの回答を記入するとプレゼントに応募可能なハガキが付いています。また、パスポートやクーポンを提示することで指定の施設で特典を受けることも出来ました。



 福岡県在住の私は、スタンプラリー開催中の11月8日〜10日まで神戸市内と明石市内を歩きました。

 11月9日は、NPO法人須磨歴史倶楽部さんによる「須磨まち歩き」に参加し、ご説明を拝聴しながら須磨の史跡を歩きました。とても有意義な時間を過ごすことができ感謝申し上げます。o(^-^)o

 このコンテンツは、私が2008年秋に須磨<神戸市須磨区>・明石<明石市>を訪ねた記録です。
現況と著しく変わった箇所がありましたらお知らせいただけますと助かります。
お気づきの点がございましたらご教示くださいませ。

写真撮影:2008年11月9日(土)・10日(日)



 スペシャルサンクス

 ブログ「古典の迷い道〜源氏物語を中心に〜」・ブログ「滴洋日記〜古典と歴史の迷い道〜」の管理人 ろすまりんさんに神戸・明石の案内をお願いしまして大変お世話になりました。ありがとうございました。



藤


【参考】   
『源氏物語「須磨」「明石」紀行
スランプラリーパスポート』
須磨観光協会 共催:神戸市須磨区
   /明石市
   /明石観光協会
後援:山陽電鉄(株)
『源氏物語の鑑賞と基礎知識』
2須磨
監修:鈴木一雄 編集:日向一雅 発行:至文堂 
『源氏物語の鑑賞と基礎知識』
11明石
監修:鈴木一雄  編集:日向一雅  発行:至文堂
『源氏物語紀行』 著者:鈴木幸子 発行:創英社/三省堂書店
『源氏物語を行く』  著者:秋山虔 写真:中田昭 発行:小学館
『平安時代史事典CD-ROM版』 監修:角田文衞 編集:(財)古代学協会
   /古代学研究所
発行:角川学芸出版
『源氏物語 地名と方法』 編:南波浩 編集:廣川勝美 発行:桜楓社
『須磨の歴史散歩』 著者:田辺眞人 制作:須磨区役所
   まちづくり推進課
発行:神戸市
    須磨区役所
『須磨かるたのススメ』 編集:特定非営利活動法人
    須磨歴史倶楽部
発行:須磨寺前
    商店街
『明石市立天文科学館
 季刊広報誌「わいど びゅう」』
VOL,19 平成20年9月1日号
特集 源氏物語と明石と月
発行:明石市立天文科学館 
『須磨観光協会』
『明石観光協会』




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