越前国府
●所在地 |
:福井県越前市京町1丁目4−35 |
●交通 |
:JR「武生」駅下車 徒歩10分 |
JR「武生」駅前の道を西へ真っすぐ進むと、総社大神宮に到着します。地元では「おそんじゃさん」とよばれて親しまれているそうです。
総社とは、国内の神を勧請して合祀し、国府近辺に建立したものです。総社があるということは近くに国府があったことを示します。
国司は国内各地の神社に巡拝することを求められていましたが、国内の神々を国府近くに“総社<惣社>として一ヶ所に勧請し、総社を参拝することで国内各社への巡拝に替えました。
越前守(えちぜんのかみ)であった紫式部の父である藤原為時(ふじわらのためとき)も国司として“総社”を参拝したことでしょう。ひょっとしたら紫式部も参拝したかも!?
しかしながら、平安時代当時からこの地に総社があったわけではなく移転しているそうです。
御祭神 |
大巳貴命(おおなむちのみこと) |
<大国主命> |
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天地神霊 |
其の他六社 |
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五十八末社 |
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国中官社 壱百弐拾六座 |
拝殿前で参拝します。
境内には松の木が多く「蓬莱夫婦松」という対に植えられた2本の松もありました。
総社大神宮の境内には「越前国府」の石碑と解説碑があります。越前国府の場所や規模は諸説あり、総社大神宮あたりが国府跡という説もあります。
現在の総社大神宮の境内が越前国府跡に確定されたわけではありませんが、武生に越前国府があったことを示すシンボル的な石碑だと思われます。
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総社大神宮境内にはお社がいくつかありましたが、そのひとつが天満宮です。
お賽銭箱などに「梅」の紋が見受けられました。
神牛も鎮座しておりました。 |
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