越前国府
●所在地 |
:福井県越前市京町1−6−2 |
●交通 |
:JR「武生」駅下車 徒歩10分 |
総社大神宮の北隣りに国分寺があります。付近の道は整備されていて風情ある街並みでした。
国分寺は、741年(天平13年)聖武天皇の詔(みことのり)によって各国に建立された官営の寺であり、正式には金光明四天王護国之寺といいます。
越前国は、かつて現在の石川県をも行政下としていた大国であったため、国分寺も壮大な規模だったようです。現在は場所も移転し、規模も縮小されています。(本来あった場所は不明)
国分寺・国分尼寺は、各国にそれぞれ一寺ずつ建立されました。越前国における国分寺も国司や国府との関わりが深く、往時の国分寺も越前国府からさほど遠くない場所に存在したことでしょう。
ご本尊は 行基が彫ったという「天拝薬師如来像」で本堂に安置されています。
1996年、旧 武生市立図書館西側空き地で発掘調査が行われた際、「国大寺」・「国寺」・「大寺」と墨で書かれた土器が奈良時代〜平安時代初期の地層から発見されたそうです。
国分寺と何らかの関係がある遺物として注目されています。
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