越前国府
●所在地 |
:福井県越前市本多1丁目3−1 |
●交通 |
:JR「武生」駅下車 徒歩10分 |
国分寺の北西に御霊神社(ごりょうじんじゃ)があります。地元では「ごりょうさん」と呼ばれ親しまれているそうです。
御祭神は 崇道天皇こと桓武天皇の同母弟・早良親王(さわらしんんのう)。
早良親王は政争に巻き込まれ乙訓寺に幽閉されたのち、みずから絶食し無実を訴えながら淡路島へ配流の途中に亡くなりました。これは桓武天皇が実弟である早良親王ではなく、桓武天皇の息子である安殿親王(あでしんのう)に皇位を譲りたいという思惑があったとの指摘もあります。
早良親王の死後、桓武天皇の身内の死が相次ぎ、早良親王の祟りとされました。
平安時代は、天変地異や疫病流行は怨霊のたたりであるとする御霊信仰が盛んでもありました。怨霊となった霊を鎮め、神として祀ることで守護の神となるという思想が生まれます。
京都市内には、御霊神社<上御霊神社>と下御霊神社、崇導神社があることが知られています。
※御霊信仰についてはいろいろな考え方があるので、上記は私個人のひとつの考えとお思いください。
御霊神社 参拝。
総社・国分寺と同じように御霊神社があるのはその地に国府があった証拠といわれているそうです。
御霊神社の境内にもブランコとすべり台がありました。
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