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「紫きぶ七橋」めぐり
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河濯(かわそ)橋
河濯橋
上流側=橋の南側
下流側=橋の北側
渡殿の紫式部の局の戸をたたく道長
上流側
【左から 紫式部・藤原道長】
重要文化財「紫式部日記絵巻」 旧久松家本
◆
寛弘六年(1009年) ※月日不明
◆
日記のあらすじ
渡殿に寝たる夜、誰かが戸をたたく。が、物音ひとつたてずにやりすごしてしまった。
夜訪問してきたのは、ほかならぬ藤原道長。
翌朝「夜通し水鶏(くいな)にもまして戸をたたいたが・・・」と、和歌が届く。紫式部の心の内を横顔で推察させる名場面。
枠内は、パンフレットの解説を引用しています。以下同様。
中宮(彰子)に新楽府を進講する紫式部
下流側
【左から 中宮(彰子)・紫式部】
重要文化財「紫式部日記絵巻」 蜂須賀家本
◆
寛弘六年(1009年) ※月日不明
◆
日記のあらすじ
中宮(彰子)に、人目を避けて漢詩文『白紙文集』の「新楽府」を折を見ながらお教え申し上げる。
蒔絵の文机をはさみ、巻子本『白氏文集』がひろげられる。
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