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観世音寺 清水記碑 |
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清水記碑 |
観世音寺の境内には、五重塔の心礎の近くに、江戸時代の黒田藩士・加藤一純によって建てられた「清水記碑(せいすいきひ)」があります。
「清水記碑」の碑文には
筑前国御笠郡観世音寺は清水山普門院といひける 源氏物語玉葛巻にも、大弐のみたちのうへ乃 清水の御寺の観世音寺にと紫式部もかけり 寺を清水の御寺といふなり さいふことも此寺のうしろに清水のわきいづるところあればなるべし この水いまにいたりてかわらず・・・(略)・・・
と書かれ、『源氏物語』にも観世音寺が登場することが紹介されています。 観世音寺の山号「清水山」の清水の名は、観世音寺の北に水がわきでている“弘法水”あるいは“清水井(せいすいのい)”と呼ばれる池があることに由来します。
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